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2007/03/16

横浜ダービー。

2007031601 2007031602

■ 2007年J1第2節 ■
2007年3月10日(土)19:03K.O. 三ツ沢公園球技場(晴・13,737人)
横浜FC 1-0 横浜Fマリノス 
【得点】7分早川(横浜FC)

ダービー。

日本人は、何かとネーミングをつけたがる習性があって、Jリーグの世界でも気がつけば数え切れないくらいのダービーが存在するわけですが、他所のサッカーが盛んな国と比べて宗教戦争もなければ階層格差も無い日本において、ほぼ全てのダービーが地域だったり、鉄道繋がりだったり、色だったりといった区分けによって作られている中で、この横浜ダービーは同一都市のクラブ同士の対戦であるという以外に、クラブの成り立ち歴史を筆頭に様々な因縁があり、本来の「ダービー」の姿に日本で最も近いモノなのかな、と思ったのでした。

鹿島でも、水戸との茨城ダービーだったり浦和とのレッドダービー(カシマ開催時のみで埼スタ開催時にはあまり言われないけど)、磐田とのクラシコ(ってそろそろ呼んでもらえない時代がやってきているような・・・)、とまあ1年に何度かダービーというものに出くわすわけで、雰囲気だけならカシマスタジアムでの浦和との対戦が一番世界のダービーに近いのかな?とも思うけれども、それでもやっぱりテレビの向こうで見る海外のダービーとは違うなぁと思ってしまうのは、因縁の対決となるべく背景がないからなんだろうなぁというのがあって、その足りないものが横浜ダービーにはあって、可笑しな言い方かもしれないけれども、その場に居合わせて思ったことが、「羨ましい!」だったのでした。

そんなダービーのあり方を誰よりも重要視して、選手達に説明し意識付けしたのが高木監督で。あ、そっかこの人、海外のサッカーが大好きで日本にも真のダービーを作り上げていかなくてはならないと真剣に考えているんだなと。新聞なんかでは9年ぶりの横浜ダービーだといって盛り上げていたけれども、9年前までのダービーは、同じ都市をホームタウンとするクラブ同士の戦いというだけだったのが、今回はそれに様々な因縁が加わって、9年前とは意味の違う、そして今後続いていくべきダービーとして、関わったものが大事に育て上げていかなければならないものなんだろうなという印象を受けました。

正直、実際その場に行くまではそこまでのことは思っていなかったのだけれども、その場での雰囲気を直に感じて、さらに試合後の高木監督のコメントを見て、凄く納得したというか。関連するものを見つけて名付けることよりも、意味づけることの重要さを知ったのでした。ダービーは内容よりも結果にこだわって戦うという姿勢を貫いた高木監督は見事だったと思います。逆に、「うちはあんなサッカーはしない。」とコメントした早野監督はいかがなものかとも思ったわけですが。ガンバ時代も柏時代もダービーを経験してきている監督なのになぁと。

2007031603さて、試合の話も。

90分通して思ったのが、去年の横浜FCだ!ということで。選手が入れ替わり、戦術も変わって来ているのだけれども、去年90分間を集中力と気持ちで乗り越え続けた横浜FCの姿がそこにはありました。開幕の浦和戦はテレビの録画を見ただけなんだけれども、最後の最後で守りきれずに負けてしまって、やはりJ1ではハマナチオも通用するには大変なのかなぁと思ったりもしたのだけれども、去年のようにハマりまくるには厳しい舞台であることは変わりないけれども、全く通用しないものでもないんだなということがこの試合でわかったように思います。正直、開幕2試合での鹿島の戦いっぷりを見るに、気持ちと集中力で相手に絶対に負けないチーム作りをしていかなければ4月の対戦時に横浜FCに足元を掬われるな、とも思いました。

先制した後は、攻め込まれる時間が長かったこともあって、GKの菅野選手が目立ちまくった試合にもなったのですが、相手FK時にゴールをがんがん蹴っ飛ばして壁を修正する姿に、ソガの姿を思い出したりして。菅野選手は、日本を代表できる素晴らしいGKだと思います。いつかは日の丸をつけて欲しいなぁと期待しているのですが、2試合連続横浜FCの試合を観戦したらしいオシム監督はどんな感想を持ったのでしょうか?

試合後の中澤選手のコメントだったり、TVKのニュースで流れていたマリノスサポーターの「次は、フェアプレイで絶対勝つ」発言に物凄いデジャブー感を覚えつつ、それによって横浜FCに対して今まで以上に親近感が沸いた試合でもありました。その分、4月の対戦へのキモチもまた強くなるわけですが。まずは鹿島のチーム状況が上向きになることが先決のようです。1ヵ月後だと野沢と田代の復帰は厳しいと思われるので、今プレイできるメンバーで勝てる状況をまずは。横浜FCも新ブラジル人選手がその頃にはフィットしてきそうで怖かったりもするんですけど。

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コメント

こんばんは。横浜FCバックスタンドシーズンチケット保持者です。

こちらのBlogは、画像も、そして一番肝心な文章もとても内容が濃く、すばらしいと思います。
さきほどもう一度、200年を振り返って…を読ませていただきました。昨年の歓喜を呼び起こされました。

横浜FC V.S. 鹿島アントラーズ、評論家のような見方をすれば、アントラーズが勝つでしょう、と普通誰でも思います。
しかし、万が一、横浜FCが何らかの形で先取点を取ったら、試合は面白くなると思います。
攻めまくるアントラーズ、気合で守る横浜FC、しかし守りながらカウンターを虎視眈々と狙い…

これからも読み応えのあるBlog、拝見させていただくことを期待します。

お邪魔しました。

投稿: どんちび | 2007/03/16 02:16

どんちびさん、はじめまして、こんにちは。
コメントそしてお褒めの言葉ありがとうございます。

正直、横浜FCサポの方が見ていることをあまり想定していなかったので、気恥ずかしいのと同時に、他サポが何言ってんだ?と不愉快に思われる部分が多々あったのではないかしら?と不安に思う面もあったのですが、暖かく向いいれていただき感謝です。

鹿島は監督が変わったばかりということもあって、1ヵ月後にどんなチームになっているのか?が全然想像つかなく、それが楽しみでもあり不安でもあります。元々引いて守る相手を苦手としているのですが(過去の水戸との対戦を見るとわかります。今年は水戸が攻撃的に行こうとしてくれたこともあってPSMで大勝だったようですが)、それでも強引にハマナチオの壁を破れるのか?それとも横浜が違った戦い方で挑んで来るのか?今から対戦が楽しみすぎてなりません。ネガティブ要素としては、過去に久保に酷い目にあったことがあるとか、ミドルシュートを決められやすいとか色々とつきないんですけど・・・。

個人的には、個々のマッチアップもとても楽しみで、特に10番対決が実現したら面白そうだなとか、内田篤人に対してナカジ(和田かも?)がどう対応するのかな?とか、新井場に対してトモキチ(こっちも和田の可能性も?)がどう対応するのかな?とか、見所がつきないわけですが、実は直接マッチアップすることがないGK対決がカギになるのかも?とも思ったり。

一番の不安は、鹿島の監督がどこまで横浜FCの特性を知って対策するのか?だったりするんですが、逆に言えば、横浜FC戦での戦い方で監督の手腕が見えてくるかも?と楽しみであったりもします。

とまあ、1人であーだこーだと盛り上がりすぎな状況なのですが、4月の対戦楽しみです。三ツ沢だったらさらによかったんですが(笑)。今後ともよろしくお願いします。

投稿: ゆ。 | 2007/03/16 03:33

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