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2007/09/04

川崎戦雑感。

2007090301土曜日の感想を適当に。

■ 2007年J1第24節 ■
2007年9月1日(土)18:30K.O. カシマサッカースタジアム(曇・14,856人)
鹿島アントラーズ 4-1 川崎フロンターレ
【得点】30分野沢(鹿島)、37分小笠原(鹿島)、58分ジュニーニョ(川崎)、84分マルキーニョス(鹿島)、85分興梠(鹿島)

中断明け以降、毎試合が決勝戦という意識の元1点でもリードしていたら終盤は得点よりも失点しないことに重きを置くサッカーを続けていたアントラーズだったのですが、この日は前節の屈辱を晴らすべく最後まで得点を狙って果敢に攻めていたのがとても心地よく感じられた試合でした。応援する側も5点目奪取を期待していたけれども、それ以上にピッチ上の選手たちが5点という数字にこだわっていたように見えました。この先、厳しい戦いが続く中で守りに入らざるを得ない試合が多々出てくるかと思いますが、全てがそうなのではなくて時にはこの試合のような攻めまくる試合も見ることが出来たらよいなぁと思ったり。

この試合、青木が久々のスタメン復帰ということもあり、試合開始直後からしばらくはフォーメーションと各自の役割を中心に見ていたのですが、まず目に付いたのがジュニーニョをマンマークする青木。なのだけど、最初のうちは慣れないからか、大袈裟ではなく3秒に1回は振り向いてジュニーニョの位置を確認して、鹿島ボールのときでもなかなかそのそばを離れられずにいる青木の姿に、大丈夫かなぁ?と不安を覚えたりしつつ。さらにしばらく様子を見ていると、鹿島ボールになってボールがハーフラインを越えたら、篤人にジュニーニョを任せて前に出てもよいという約束ごとがあったのかな?徐々に前にも出られるようになってはいたのだけれども、どうも篤人とのコミュニケーションが微妙で、篤人に前に出てもよいよと指示されても心配性なのか、なかなか出られずにいたり、ちょっと前に出てもすぐ戻って来てしまったりしていて、結局、前半のほとんどの時間はマンマークのみに費やしていたような。ジュニーニョが左にいっても右にいっても常に横には青木がいたので、鹿島のフォーメーションは、青木本人は変則的な3-5-2と言っていたけれども、ゴール裏からの眺めだと中盤が一人退場したあとの4-3-2状態の中で、青木が一人別仕事をしているように見えました。そんな不安から始まった青木マンマークでしたが、結果としては1失点は許したものの勝利に十分貢献できていてよかったのではないでしょうか?失点場面も、直前のスローインの判定に??となった混乱の元で起きた事故のような失点ではあったのだけれども、前半から懸念していた篤人とのコミュニケーションのばたばたが一歩出遅れた原因になっていたように見えたので、あくまでもここは減点ポイントとしつつ、これがなければMOM級の働きだったと思いました。

で、青木の役割を把握したあとは、ジュニーニョだけ抑えればどうにかなる川崎ではないだろう?と他の選手の動きにも注目していたんですが、川崎の心臓というべきボランチの2人へのマークを任されていたのが鹿島のOMFに入った2人で、これはどちらが誰を見るという明確な基準があるのではなくて、攻守が入替わったときに近くにいたほうをマークするという約束だったのかな?本山が中村憲剛をみるときもあれば、谷口をみているときもあったのだけれども、全体的に本山が捕まえた相手はなかなか自由にプレイできず、野沢が捕まえるべき相手のほうが野沢の守り方が緩かったこともあってチャンスを作っていたように見えました。なので、守備面で野沢のところを補正して欲しいなぁと思っていたので、先制点を獲りながらも後半入って早い時間で交代を指示されてしまったのはいたしかたなかったかな、と。野沢交代まではマギヌンは小笠原が見ていることが多く、残りはゾーンで対応していたように見えました。で、後半中後投入で、小笠原が1列前に出たあとは川崎のボランチを前半よりも制圧できるようになってきたのだけれども、代わりにマギヌンが生き出してさらにサイドでの攻防に川崎が勝負をかけてきたこともあって、鹿島にとって厳しい状況が続く中、この日守備で貢献していた本山の絶妙すぎるアシストでマルキーニョスがゴールを決め勝負あり。これまで川崎戦は鹿島を知り尽くした関塚監督の戦術勝ちとなることが多かったのだけれども、この試合は川崎を研究し尽くしたオリベイラ監督の戦術勝ちだったのではないでしょうか?

この試合、忘れてはならないのが主審の松尾氏の判定の意味不明具合だったりするんですが、プレイ中のポジショニング、副審とのコミュニケーション、スローインの判定、ラフプレイとファウルの違い等等、全体的にどうにかして欲しいという面が多く。Jの試合では、主審がやたらと笛を吹いて流れを断ち切るのが目立つこともあって、もっと流せよと思うことも多々あるんですけど、彼の場合は流すべきポイントの基準がおかしくないか?と。どこまでならやってもOKか?と選手達が探りながら判定基準を確認していくうちに、ここまでやっても平気なのか?とどんどんプレイがラフ化していくのが目に見え、その結果ファボンの負傷退場が生まれ・・・。ファボンの怪我の責任のほとんどは主審にあったといっても過言ではないのではないかと。

一方の川崎ですが、反町ジャパンに入ったり外されたりと中途半端な状態が続き、クラブでも怪我の影響等もありつつ、スタメンを外されたり交代が早かったりで去年に比べていまひとつ目立った活躍が出来ていない谷口の様子が気になって、どんな感じかなぁと気にしてみていたんですけれども、一言で言うとあまりよくないなという感想を持ちました。谷口のよさは、相手にガツガツ行くプレイだと思うのだけれども、ガツガツというのはちょっと間違えるとラフになりがちで、そこの境目がよいプレイとダメなプレイの線を引くのだけれども、今の谷口はガツガツなのではなくてラフなだけなのでは?と。ガツガツとラフの違いを決めるのは試合中の集中力だったり、相手との駆け引きを読み取る能力だったりすると思うのだけれども、そのあたり試合に出慣れたことでいつの間にか忘れてる部分がないかしら?という感想を持ちました。反町ジャパンに絶対的に足りていない得点嗅覚を持つ選手として、飛躍を期待しているわけなんだけれども・・・、頑張って欲しいです。

2007090302試合の話はこれくらいにして、試合前の出来事。ちょうどメイン側コンコースでのトークショーが終わり、ゴール裏に戻ろうとしていたところで、募金活動をする登録外選手たちに遭遇。この試合、登録外だった全選手が姿を現して、募金箱の数だけ自然とチームが分かれてコンコースに繰り出していく姿には、驚きと共に選手たちの結束力の強さを垣間見たように思いました。さらには、一部のチームはゴール裏スタンドにまでやってきて、通路で募金活動を行い、この活動の首謀者である田代選手は、コールリーダーのところにいってトラメガを受け取って挨拶。募金のお願いと勝利への気合をゴール裏に注入してよい雰囲気となっていました。さらには、ハーフタイムのコンコースにも選手達は登場して(写真はハーフタイムのときのものです。左から首藤、石神、當間、田代かな?)精力的に活動。個人的な意見としては、こういうときは、選手との接触は募金後に握手及び一声かけるくらいに抑えて、個別に長々と会話をしようとしたり、2ショット写真やサインを頼むのは遠慮したほうが選手達もやりやすいだろうなぁと思ったのだけれども、どうなんでしょう?田代選手の知人の手術が実現し、成功することを祈っております。

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