2008/02/11

決勝・法政大学×早稲田大学。

■ 第56回 全日本大学サッカー選手権大会 決勝 ■
2008年1月13日(日)14:00K.O. 国立霞ヶ丘競技場(晴・7,218人)
法政大学 0-2 早稲田大学
【得点】50分兵藤(早稲田)、56分藤森(早稲田)

20080211012007年度のインカレは、早稲田大学の優勝で幕を閉じました。一度も優勝を手にすることなくここまできた4年生そして大榎監督の悲願が叶う結末となりました。去年、同じ舞台で駒澤大学に虐殺されてから1年間、あの悔しさを忘れないという思いで戦ってきた選手、スタッフみんなに心からおめでとう!と言いたい気持ちで一杯になった決勝戦でした。優勝決定の場面では、病気でインカレに出場できなかった山本脩斗選手やメンバーから外れた島村選手等4年生たちもピッチの上に姿をあらわして一緒に喜ぶ姿には思わず貰い泣きしそうになったり。

早稲田大学はインカレ10冠目、公式戦9連勝目の快挙でした。

大会表彰選手は、
MVPが、兵藤選手、ベストGKが伊藤選手、ベストMFが松本怜選手、ベストFWが市川選手でした。

2008021102 2008021103
さて、試合のほうですが、リーグ戦最終戦で苦手法大に勝つ方法をしっかり覚えた早稲田大学がその術を再現できた試合だったのではないでしょうか。早稲田大学でいろんな意味で目立ちまくっていたのが松本怜選手だったのですが、個人的には2点目を決めた藤森選手が一番印象に残った試合となりました。今年の早稲田を見ていて、最初プロ入りを目指す選手たちの中で藤森選手の位置がどうにも不満で当初は3バックの左に入ることが多かったのだけれども、ほかにいいDFの選手はいないのかなぁと思ったりもしていたのだけれども、後期になって早稲田が完全に4バックに移行してからも左SBで出続ける彼が実は見るたびに成長していることに気がつき、なんで大榎監督が彼を起用しているのかがわかったような気がしてきて、そんな彼の公式戦初ゴールを最後の試合で見ることができたのがとても嬉しかったのでした。

来年度、早稲田大学は、4年生がごっそり抜けることになりますが、この日観客を魅了した松本怜選手をはじめ、途中から出場してしっかり守って試合を締めた松本征也選手や、右SBで攻守に地味に活躍していた塗師選手、1年生ながら堂々とスタメンボランチでプレイした中野遼太郎選手(関東B選抜選出おめでとう!)、エースの渡邉千真選手、この日出番は無かったけれどもベンチ入りしていた中川裕平選手、反町一輝選手、そして登録から漏れたもののリーグ戦でスタメン出場した1年生の岡根選手、幸田選手、2年生の中川翔平選手・・・と来年度が楽しみな選手がたくさんいます。さらには入学内定者も世代別代表経験者がずらっと名前を並べており、4年生が抜けてもレギュラー争いは益々厳しくなることでしょう。2008年度の早稲田大学も引き続き応援して行きたいなぁと思っています。2008年度は、今年度成し遂げられなかったリーグ優勝目指して頑張って欲しいです。

2008021104

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/02/10

準決勝・中京大学×法政大学。

■ 第56回 全日本大学サッカー選手権大会 準決勝 ■
2008年1月10日(木)13:20K.O. 駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場(晴・500人)
中京大学 1-4 法政大学
【得点】17分高橋(中京大)、19分山本(法大)、36分富井(法大)、47分山本(法大)、89分菊岡(法大)

2008021001 2008021002

準決勝第2試合は、中京大学と法政大学の対戦となりました。Jのクラブを応援しながら同時に大学サッカーを見るには関東の動向を抑えるのが精一杯で、正直それ以外の地域ではどこの大学にどんな選手がいてどこが強いという情報がほぼ皆無なのですが、逆にそれゆえにインカレでは関東以外の大学を見るのが楽しかったりもします。そして今回のインカレで唯一見ることが出来た関東以外の大学が中京大学でした。

予選で関東を制した明治大学と同じブロックだったのですが、その明治を差し置いて決勝トーナメントに進出、さらに駒を準決勝まで進めてきた中京大学ですが、部員数は他の大学と比べてかなり少ないようでメンバーに1年生も結構いたり。かなり謎の存在だったのですが、試合を見ていて、ここまで勝ちあがってきた理由がわかったようなわからないような。とりあえず得点に関しては、ゴールへの臭覚に優れた選手がいるってことと、守備は粘るチームだなぁと。が、しかし、この試合に関して言えば、法政大学の圧勝でした。早稲田が法政を苦手としていたのと同じ理由がそこにはあったように思います。フィジカル的に負けている相手と真っ向勝負に出てしまった中京が自滅してしまったかなぁと。

この結果、決勝戦のカードは、法政大学×早稲田大学となりました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/02/08

準決勝・早稲田大学×駒澤大学。

2007年のインカレ。早稲田大学の黄金世代最後の大会&大榎監督最後の大会ということで、できる限りたくさん見に行きたい!と思っていたのに、日程が発表されたら平日連発&予選Gが三重県という最悪に近い条件が重なり、結局準決勝まで見に行くことができませんでした。準決勝も平日午前中キックオフという悪条件だったのですが、もしここで負けてしまったら今年の早稲田の最後が見られなくなってしまう!という危機感の元、仕事を放棄して駒沢公園に向かったのでした。

2008020801 2008020802

■ 第56回 全日本大学サッカー選手権大会 準決勝 ■
2008年1月10日(木)11:00K.O. 駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場(晴・800人)
早稲田大学 2-1 駒澤大学
【得点】11分鈴木(早稲田大学)、71分首藤(早稲田大学)、73分中山(駒澤大学)

2008020803開始11分、早稲田はCKからのこぼれ球をペナルティエリア外にいた鈴木修人選手がダイレクトボレーで決めて先制。このゴールを生で見られただけでもこの試合を見に来てよかった!と思える素晴らしいゴールでした。形としてはJ1リーグ最終戦の本山のゴールに近かったかな。鈴木選手はCKのときは、キッカーを勤めるか兵藤選手がキッカーのときにはペナルティエリアの外でこぼれ球を虎視眈々と狙っているのですが(鹿島だと本山の役割だから似たゴールになるのも納得か)、これが見事的中。本当に名前負けしないシュートが上手い選手だなぁと改めて感心しました。2007年度は多分5回彼のゴールシーンを見ているんですが、2回が見事なボレーシュート残りが直接FK(しかも全てゴール向かってかなり左側のちょっと距離のある位置だったような)で、どれも素晴らしすぎたので余計にそういう印象が強いのだと思います。

さて試合ですが、早稲田が先制したあとは早稲田はパスは繋がるものの決定的シーンはあまりつくれず、一方の駒澤大学もFWの髙崎選手にロングボールを当てて展開しようとするも高崎選手の動きの質がいまひとつで(とりあえずオフサイドにかかりすぎ・・・)、後半もしばらくはそんな状態が続きました。結果的にこの試合ではダメダメだった髙崎選手ですが、89分ダメでも1分ででかいことをやらかす選手でもあるので最後まで怖い存在ではありました。そして、そろそろ追加点を取って楽になりたいなぁという時間に早稲田は首藤選手がゴール。が、直後に失点という早稲田のメンタルが心配になってくる場面がありつつもそのままなんとか逃げ切り決勝戦への切符を手に入れました。昨年のインカレ決勝で虐殺を食らった駒澤大学を破って再び決勝の舞台に立つ、という意味でとても価値ある勝利だったと思います。そして3日後の決勝戦が益々楽しみになったのでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/12/12

関東大学リーグ閉会式。

最終戦に引き続いて行われた関東大学リーグ閉会式のお話。

2007121201関東大学リーグでは最終戦の後、1部2部24校が集まって閉会式が行われるわけですが、ジャージ姿での入場なので高校サッカーの開会式の華やかさに比べると地味ではあるものの、それでも各校のスター選手が一堂に会す光景は見ていて面白かったです。前日に奇跡の残留を決めた筑波イレブンの顔からは笑みが多く見られたりとか。

個人的に嬉しかったのが1部リーグの新人賞。順天堂大学の岡本選手はJからの転身組なのでちょっと反則かなとは思いますが、こういう道もあるんだってことを示すことが出来たという意味でよかったのではないでしょうか。で、もう1人の受賞者、筑波大学の小澤司選手。筑波の降格の危機を救った立役者の1人であり、今年の筑波大学の試合で最も注目して見ていた選手だったのでよかったなぁと。来年は、4年生がごそっと抜けるわけですが、降格争いをしないチームに筑波大学を引っ張っていって欲しいなぁと思います。

表彰された4年生の中にはまだ進路が発表されていない選手もいますが、また別の場所(できればJ)で、再会できることを楽しみにしています。まだ、上位校にはインカレという最後の晴れ舞台が残っているわけですが、今年のインカレの日程は社会人にはイジメのような日程でした・・・。どんなに頑張っても予選Gで1日(しかも仙台遠征の翌日)とあとは決勝しかいけそうにありません。関東にいながら全国の大学を見ることが出来る貴重な大会なだけに残念です。

※表彰選手は、次の通りでした。受賞された選手の皆様おめでとうございました。

【MVP】
関 憲太郎 (明治大学 4年)

【ベストヒーロー】
164票 市川 雅彦 (法政大学 4年)

【4年間最多出場】
島嵜 佑 (順天堂大学 4年)、関 憲太郎 (明治大学 4年)、鎌田 次郎 (流通経済大学 4年)

【得点王】
(1部リーグ) 20得点 渡邊 千真 (早稲田大学 3年)
(2部リーグ) 20得点 荒田 智之 (専修大学 4年)

【アシスト王】
(1部リーグ) 11アシスト 塚本 泰史 (駒澤大学 4年)
(2部リーグ) 大会規定により該当者なし

【新人賞】
(1部リーグ)岡本 達也 (順天堂大学 1年)、小澤 司 (筑波大学 1年)
(2部リーグ)藤本 修司 (専修大学 1年)

【フェアプレー賞】
大会規定により該当チームなし

2007121202 2007121203
【ベストイレブン】
(1部リーグ)
GK 関 憲太郎 (明治大学 4年)
DF 鎌田 次郎 (流通経済大学 4年)
DF 塚本 泰史 (駒澤大学 4年)
DF 石井 秀典 (明治大学 4年)
DF 長友 佑都 (明治大学 3年)
MF 本田 拓也 (法政大学 4年)
MF 兵藤 慎剛 (早稲田大学 4年)
MF 菊岡 拓郎 (法政大学 4年)
FW 林 陵平 (明治大学 3年)
FW 渡邊 千真 (早稲田大学 3年)
FW 市川 雅彦 (法政大学 4年)

(2部リーグ)
GK 大河原 弘樹 (尚美学園大学 4年)
DF 安藤 寛明 (神奈川大学 3年)
DF 渡部 博文 (専修大学 2年)
DF 鎗田 志郎 (神奈川大学 4年)
MF 小林 悠 (拓殖大学 2年)
MF 林田 光佑 (神奈川大学 4年)
MF 鴨志田 誉 (神奈川大学 4年)
MF 野村 直幸 (専修大学 4年)
MF 杉本 真 (拓殖大学 2年)
FW 荒田 智之 (専修大学 4年)
FW 三平 和司 (神奈川大学 2年)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/12/11

流通経済大学×駒澤大学。

2週間経ってしまいましたが、関東大学リーグ最終戦のお話の続き。西が丘での第2試合です。

2007121101 2007121102

■ 第81回関東大学サッカーリーグ戦 1部 第22節 ■
2007年11月25日(日)13:40K.O. 西が丘サッカー場(晴・3,100人)
流通経済大学 1-3 駒澤大学
【得点】 2分八角(駒澤)、20分楠瀬(流経)、62分榊原(駒澤)、89分榊原(駒澤)

2007121103関東大学リーグでは、前期の順位を元に後期の日程を決めるので、最終戦は前期の1位2位の直接対決となり、本来ならば優勝を決定する大事な一戦となるところだったのですが、後期明治大学の躍進と流経、駒澤が微妙に失速したこともあり、最終戦を待たずに明治大学優勝が決定。第1試合と同様に消化試合、しかも第1試合の結果から両校の順位も試合前にほぼ確定してしまっていたので(両校ともインカレ出場権を手にしていたので4年生の引退試合にもならず)、意地をみせる戦いに特化してしまったように思えました。

で、意地を見せたのが駒澤大学でした。90分を通して、流経のほうが上手いなぁという印象だったのですが、駒澤のほうが試合に対するキモチが入っていたように思えました。それがスコアに現れたなぁと。特に2ゴールを上げた榊原選手の頑張りは目を見張るものがありました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/12/07

法政大学×早稲田大学。

関東大学リーグ最終節のお話。まずは第一試合。
前期は、早稲田の試合がある日とアントラーズの試合がある日が重なりまくって2試合しか見に行くことができなかったのですが、後期は面白いくらいに日程がずれて2度ほど古河開催のときにサボったにも関わらず7試合観戦することができました。おかげでこれまでどうしても点でしか見られなかった大学サッカーを少しだけ線で見られるようになったように思います。瞬間的な善し悪しだけでなく、調子の波とか戦術の変化とかそういう意味で。

■ 第81回関東大学サッカーリーグ戦 1部 第22節 ■
2007年11月25日(日)11:30K.O. 西が丘サッカー場(晴・2,200人)
法政大学 2-1 早稲田大学
【得点】57分鈴木(早稲田)

2007120601 2007120602

前日に明治大学が優勝を決めていたため消化試合となってしまったのですが、2位を目指して、そして早稲田は1部へ再昇格後一度も法政に勝てていないことから対法政初勝利を目指しての戦いとなりました。この試合で目立っていたのが、鈴木修人選手。決勝点となったFKを直接決めたゴールも素晴らしかったのですが、華麗なステップで魅せたマルセイユルーレットにはスタンドからどよめきが起きていました。もう一度この2つの場面を見たいなぁと思っていたら、WEBサッカーマガジンの大学サッカー応援プロジェクト内の動画ハイライトコーナーにアップされているのを発見。1:00くらいから連続してこの2つのプレイが流れるので興味のある方は是非見てみてください。

早稲田は1点を堅実な守備で死守して、法政大学に初勝利。2位を確定させました。

続きを読む "法政大学×早稲田大学。"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/11/09

流通経済大学×早稲田大学。

続いて、第2試合。第1試合で明治が勝ったため、既に明治との直接対決を終えている早稲田としては優勝争いに食らいついていくためには絶対に勝たなくてはならない試合となりました。一方の流経も負けたら優勝はほぼ絶望的となる背水の陣。面白い試合が見られるな、とわくわくしまくりだったのですが、結果は・・・。

■ 第81回関東大学サッカーリーグ戦 1部 第19節 ■
2007年11月7日(水)17:40K.O. 駒沢第2球技場(晴・700人)
流通経済大学 2-1 早稲田大学
【得点】50分池田(流経)、77分渡邉(早稲田)、87分田村(流経)

立ち上がり、目を引いたのが早稲田の強さと上手さでした。早稲田ってこんなに玉際に強く出るチームだったっけ?と驚くくらいギリギリまで体を張ってボールを奪い取り、セカンドボールに食らいつく姿にこの試合にかけてる気持ちが強いんだなぁというのが伝わってきて、守備が上手くいけば攻撃も上手く行くとばかりに、攻撃に回ると面白いくらいパスが思い通りに繋がって、これが早稲田の人工芝サッカー?とニヤニヤしながら見ていたのですが、流経大のDFの壁が厚く最後の最後で攻めきれず。前半15分を過ぎて流経も次第にペースを掴み始めて、拮抗した状態になるも早稲田の守備陣が集中を切らさず見応えのある序盤だったように思います。結局、前半の後半は両者譲らず互いにチャンスを作るも守備陣が奮闘した戦いとなりました。前半終了間際の兵藤選手から首藤選手に繋がったプレイは素晴らしかったのですが、流経の林選手の好セーブに阻まれました。

そして、後半。早い時間に流経が先制。早稲田視点で見ると事故のような失点だったのですが、ここから早稲田のリズムが一気に崩れてしまいました。最初あれだけ正確に繋がっていたパスが乱れ始め、攻め急ぎすぎて逆に相手に守りやすい状況を提供しているような感じ?パスサッカーはパスの出しどころを抑えればOKとばかりに、ボランチの2人特に鈴木修人選手がボールを持つと即座に2人3人で囲んでいいボールを出させない流経の守備に早稲田が苦しみ始めました。そんな中で大榎監督は、まず右サイドにスピードのある松本怜選手(怪我の影響で後期初出場でした)を投入し縦への突破という切り口を作り、さらに中野遼太郎選手を下げてFWの島村選手を投入して鈴木修人選手のワンボランチにして、山本脩斗選手を左サイド、兵藤選手をトップ下に配置してサイドを使ったワイドな攻撃が出来るようにシステムを変更。この変更が上手くいき、直後に中央の兵藤選手から島村選手を経由して左サイドの山本選手へ。そこから中央の渡邉千真選手に繋がり同点ゴール。完全に崩した素晴らしいゴールでした。これで早稲田が波に乗るか?と思ったのですが、鈴木修人選手の不調がブレーキになってしまったように見えました。ダブルボランチだったときも相方の中野選手に前にいかせることが多く自分はフォローに徹する動きが(特に前半はそれが顕著だったような。後半に入って鈴木選手も前に出てくるようになりました。)中心だったこともあり、あまり調子はよくないのかな?程度の印象だったのですが、ワンボランチになったことで目立ってしまったというか。前述通り流経が鈴木選手に対して激しいマークをしてきたのでその影響も多々あったと思うし、前半のうちにイエローカードを貰ってしまって鈴木選手が玉際に激しく行きづらくなってしまった影響もあったと思うのですが、それを差し引いてもらしくないな、というプレイがちょっと目立ってしまっていたかな。早稲田が攻めあぐねているうちに前がかりになった早稲田の裏をついた流経が待望の勝ち越し点。これで勝負がありました。

早稲田にとってとても悔しい敗戦となったわけですが、試合全体としては早稲田のよさと悪さの両方が同時に現れてしまった試合だったように思います。よさは前半の前半に見せたパスワークだったり、渡邉千真選手のゴールで見せた崩しだったりで、悪さは1試合の中でメンタル面がプレイに出てしまうモロさだったり、チーム全体の意思にずれが生じる瞬間だったり。一方の流経は、相手のよさを徐々に消しつつ虎視眈々とゴールを狙うしたたかさを全うした昨年王者らしいしっかりした戦いをしていたように思いました。個人的には平木選手のキックのよさに唸らされることが多かったです。

ところで、この試合、主審の試合裁きの不味さが目立っていたということも書き加えておきます。主審が笛を吹くたびにピッチ上の雰囲気が悪くなり、特に流経側からは汚い言葉も結構飛んでいたような。最初はジャッジの基準が曖昧すぎてそのうちやたらと笛を吹き出して、両チームの選手及びスタンドにイライラがたまりまくりだったように思いました。優勝戦線への生き残りをかけた好ゲームだっただけにそれがとても残念でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/11/08

法政大学×明治大学。

■ 第81回関東大学サッカーリーグ戦 1部 第19節 ■
2007年11月7日(水)15:30K.O. 駒沢第2球技場(晴・500人)
法政大学 1-2 明治大学
【得点】71分山本(法政)、82分坪内(明治)、84分橋本(明治)

2007110801 2007110802

ナビスコカップ決勝に進出する気満々だったため、天皇杯4回戦観戦にと申請してあった半休がそのまま生き残っていたので、それならばと平日の昼間から関東大学リーグ観戦へ行ってきました。

第1試合は、法政大学と明治大学の2位3位対決。首位の駒澤大学が足踏みをしたため、勝ったほうが首位に躍り出るという大事な試合でした(早稲田視点では、どうにかここは引き分けで!と願っていたわけですが)。立ち上がりからよい動きを見せたのが法政。明治は日曜日の天皇杯での死闘の影響か全体的に動きが重く、たまにチャンスは作るもののあまり得点の匂いはせず。ボールを保持すると縦に長いパスを入れてDFの裏をつく動きでどうにか突破しようとするも連動性が足りずといった感じ。が、法政もカタチは作れてもフィニッシュが甘くまた明治大学のGK関選手の好守に阻まれなかなか得点できず前半は終了。法政は右サイドを使った攻撃をやたらと仕掛けていた印象。

後半に入っても拮抗状態は続いて、ますます関選手の好セーブが目立っていたわけですが、とうとう71分に法政がCKからゴール。正直、この時点で勝負あったな、と思いました。明治はこの間、早めの選手交代で中盤の形をいじって体制を整えようと試行錯誤していたのですが、なかなか効果が出ずに苦しんでいたように見えました。が、ラスト15分になって、いきなり明治の目が覚めて怒涛の攻撃モードへ。そしてあっという間に逆転。これが天皇杯でJ1相手にPK戦まで持ち込んだ自信と勢いなのだろうか?と感心しまくってしまいました。法政は、攻め込んでいる時間帯に得点できなかったのが痛かったかな。最後の攻撃陣の踏ん張りが目立った明治でしたが、MOMは苦しい時間帯を守り抜いた守護神関選手だったのでは?と思った試合でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/10/31

早稲田大学×青山学院大学。

続いて、お目当ての第2試合。ここのところ大体土曜日にJの試合を見て、日曜日に大学というパターンになりつつあるのですが、土曜日の試合の結果があれだと日曜日は出かける気になれず予定をあっさりキャンセルしがちな中で、今年の秋は2週ほど前に引き篭もって1試合見逃した以外はほぼ予定通り大学サッカーを観戦することが出来ています。これもひとえにアントラーズの好調のおかげでしょうか?土日出掛けることで体力的にはちとしんどい部分もありますが、充実した休日を送れているような気がします。この後も順調にいきますように!

2007103101 2007103102

■ 第81回関東大学サッカーリーグ戦 1部 第18節 ■
2007年10月28日(日)14:10K.O. 国立西が丘サッカー場(晴・900人)
早稲田大学 2-0 青山学院大学
【得点】2分首藤(早稲田)、21分渡邉(早稲田)

2007103103早稲田は前節勝っているにも関わらずスタメンをいじってきました。前節の試合を見ていないので、憶測なのだけれども勝ったものの内容がいまいちだったのでしょうか?試合前のアップのときに、塗師亮選手と幸田一亮選手がスタメン組におらず(幸田選手はベンチにもいなかったんですが)、代わりに松本征也選手がスタメン組にいて、さらに鈴木修人選手と中野遼太郎選手もスタメン組にいるのを見て、もしかして3バックに戻してくるのか?と思いきや、松本征也選手が右SBに入り、普通に4バックでした。

試合は開始早々、首藤選手のシュートが右ポスト直撃後ゴールに吸い込まれていき早稲田が先制。ラッキーな先制点となりました。ラッキーとはいったもののしっかりシュートにもっていった首藤選手のプレイが素晴らしかったです。が、先制したことで気持ちが守りに入ったのか、ここからは青学にペースを握られ苦しい展開に。大榎監督はもっとラインを上げるように指示していましたが、青学に押し込まれてずるずると自陣に下がっていく場面が多々見られました。それでも苦しい時間帯を耐え抜くと今度は少ないチャンスから渡邉千真選手が技ありのゴールで追加点。これでやっと少し早稲田の守備が落ち着いて来たかにみえました。

が、30分に、渡邉千真選手のシュートがバーを直撃すると今度は青学が反撃に出て、高くなっていたDFの裏を田坂選手につかれドフリーでシュートを打たれて冷や汗をかくもこれは枠外に。この試合最大のピンチだったのではないでしょうか?

前半を通じて、早稲田のやりたいサッカーを青学がやり、早稲田はただただ勝利のためにらしさを捨てて耐えていたという印象を受けました。パスを繋ぐ早稲田スタイルではなくて、ロングボールをただひたすら放り込む時間帯も多く。

青学のスタメンメンバーを見て驚いたのが、スタメンの大半がクラブユース出身者で固められていたことで。ヴェルディユースを筆頭に関東圏のいろんなJユース出身の選手がスタメンに名を連ねていました。その中には、鹿島ユース出身の2人も。FWの関野選手は以前青学の試合を見たときにも試合に出ていたので、相変わらず頑張っているなぁという印象だったのですが、もう1人スタメンだった深谷選手の姿にちと驚いたりもしつつ。ユース時代の坊主頭が印象に強すぎて、髪の毛の長い深谷選手がどうにも同一人物に見えず・・・。で、ユース出身者が多いチームらしいサッカーをしているなぁと。

後半に入って、早稲田はやっとパスを繋げるようになってきたのですが、今度はシュートが枠に飛ばなくなり・・・。最大のチャンスは29分頃の鈴木修人選手のミドルシュートを青学GKがはじいた場面だったでしょうか。もう1つ惜しかったのが、35分頃途中出場の山本脩斗選手が相手GKが前に出ているのを見て放ったループシュートだったのですが、これは惜しくもゴール左に逸れてしまいました。とまあ攻撃は爆発することがなかったのですが、守備陣が耐えて完封勝利を飾ることが出来ました。この完封勝利の立役者の一人が松本征也選手だったと思います。右SBに入っていながらも、ピンチとなるやペナルティエリア内を走り回ってボールを掻き出している姿が印象的でした。正直、幸田選手と比べて攻撃力は落ちるのだけれども、その分守備の安定さが増す今回のスタメンでした。

結果的には2-0の完勝ではあったものの、終盤足が止まる場面も見受けられ、また途中出場した山本脩斗選手が連続でオフサイドに引っ掛かる姿に頭を抱え、そんな中で足を痛めた兵藤選手に代わって出場した前田選手が持ち前の速さを発揮して引っ掻き回し、最後は横山選手をアンカーの位置に上げて最終ラインに岡根選手を投入するという必勝パターンに持ち込み、なんというか早稲田のよさともろさを同時に見た試合だったように思います。

多分、優勝のためにはもう負けられないというプレッシャーがどこかにあったことで、このような試合展開になったんだろうなぁというのと、似たようなサッカーをする相手に受身になりすぎたかなぁというのと、まあいろいろ原因は考えられるのだと思いますが、これから続く上位同士の対決を考えると、修正すべき箇所が多々あるなぁと思わざるを得ない戦いだったように思います。

そんな中で、個人的に興味深く見ていたのが、鈴木選手と中野遼太郎選手のWボランチでした。鈴木選手はここまで塗師選手とWボランチを組むことが多かったのですが、前節から中野選手と組み始めたのかな?守備的な塗師選手が相棒だと鈴木選手はボランチの位置からボールを配給し自分も果敢に前に飛び込みというプレイスタイルになるのですが、自分と似たようなタイプの中野選手が相方になるとどんなプレイをするのかな?と。実際にはもっと具体的なイメージとして、アントラーズに入ったらという前提で、青木が相棒なら塗師選手と組んでるときのようになるとして、小笠原の横にいたら?中後の横にいたら?と想像を膨らませていたんですけど。で、実際どうだったかというと、特に前半は若い中野選手にのびのびとプレイをさせる一方で自分は黒子に徹して、守備とフォローに追われていたなぁと。後半になって、前に出てくる回数が増えたことで、攻撃にも絡みだしたのだけれども、やはり彼のキック力と精度を考えるとどんどん攻撃に絡んできたほうが相手にとっては脅威になるなぁと思いました。とにかくミドルシュートをふかさないのと、低い弾道の速い球をどこからでも蹴れるというのが素晴らしく。

逆に中野選手の動きには、来年以降の早稲田の戦いっぷりを予感させるものがあったように思います。黄金世代と言われている今の4年生が抜けると早稲田はがらっとスタメンが入替わることになるのだけれども、そのときに、中野中心のサッカーを生み出すだけの技量は十分にあるなぁというか。なので、残り半年弱で先輩方のよいところを沢山吸収して早稲田らしさをしっかり継承して次に繋げて欲しいなぁと思ったのでした。

早稲田はこの勝利で4位維持ではあるものの、首位との勝ち点差が3となり、この後上位との直接対決が控えているため、残り全勝すればほぼ間違いなく優勝できる位置にいます。大榎体制の集大成を見せてくれることに期待しています。首位に立つと乱れるので、次に首位に立つのは最終節でよいかなと思いつつ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/10/30

順天堂大学×筑波大学。

前日の台風観戦(って別に台風を観戦していたわけではないけど)ですっかり疲れてしまって、予想通りの寝坊となった日曜日ですが、それでも勝ち試合のあとはフットワーク軽く西が丘へ。って普通に遅刻したわけですが。なので、第1試合の話は書かないつもりでいたのですが、素晴らしい2ゴールを見てしまったのでやっぱり書くことにします。

2007103001 2007103002

■ 第81回関東大学サッカーリーグ戦 1部 第18節 ■
2007年10月28日(日)12:00K.O. 国立西が丘サッカー場(晴・700人)
順天堂大学 0-2 筑波大学
【得点】52分三澤(筑波)、70分小澤(筑波)

2007103003 2007103004

筑波の1点目は、三澤純一選手の個人技から。ペナルティエリア手前真ん中からドリブルで順天堂大学DF陣を切り裂いて、そのままシュート。あまりの速さと上手さにただただ唖然。前期の早稲田戦での活躍っぷりを思い出しました。2点目は、右サイドをドリブルで駆け上がっていった野本選手が素早くクロスを入れ、それを小澤選手が足で合わせてゴール。野本選手が目の前を駆け上がっていく姿にわくわくしていたら、それがそのままゴールに繋がってこれが見たかったんだよなぁととても嬉しく。高さのない筑波大学のFWに対して、普通にのんびりクロスをあげていても順天堂大学DF陣に簡単に跳ね返されてしまうだろう状況で、これしかないよなぁというタイミング&位置でのゴールでした。

この2点を見ることが出来ただけで大満足だったのですが、このあとの筑波の戦い方もお見事でした。順天堂大学の強力2TOPに対して、FWの小澤選手を除いた10人で守りまくり、特にペナルティエリア内の守りを厚くして絶対にゴールを割らせないぞという意気込みが伝わってくる戦いっぷりがよかったなぁと。相手がサイドから攻め込んできたときに、普通ならそこはSBの選手が対応するのでは?って位置でもっと前目の選手が対応し、SBの選手は中に絞ってとにかくスペースを与えないという戦術が徹底していて順天堂大学はかなり攻め辛かったかと思います。そして、この守っているときに野本選手の大きな声を何度も耳にして、相変わらずのよく通る大きな声にこれだよなぁと勝手に満足したりしつつ。

筑波大学は依然最下位のままではありますが、これから下位通しの対戦が続くわけで、この戦いを継続できれば、自ずと残留は見えてくるのでは?と思いました。今年の筑波はよい試合をしても続かないところに問題があったのかもしれないけれども、背水の陣をしっかり戦いぬけて欲しいなぁと思っています。

一方の順天堂大学は、ここのところ好調だという噂を耳にしていたわけですが、この試合では筑波大学のサッカーに押さえ込まれてしまいました。日曜日には天皇杯磐田戦(別名、岡本ダービー)を控えているわけですが、さすがにプロが大学生相手にドン引きの守備はしてこないでしょうから、もうちょっと攻め易くはなるかもしれません。が、それ以上に磐田の攻撃陣をどう抑えるか?が課題になってくるかと思います。残り少ない大学生組ということで、明治大学と共に健闘を期待しています。ってどっちも静岡のチーム相手なのですね。

最後におまけ。
談笑する盛岡商業OBの先輩後輩の姿。県大会決勝に進んだ母校のことでも話していたのでしょうか?
2007103005


| | コメント (0) | トラックバック (0)

その他のカテゴリー

ご挨拶 | サッカー・2005年J1 | サッカー・2005年J2 | サッカー・2005年天皇杯 | サッカー・2006年J1 | サッカー・2006年J2 | サッカー・2006年天皇杯 | サッカー・2007年J1 | サッカー・2007年J2 | サッカー・2007年天皇杯 | サッカー・2008年ACL | サッカー・2008年J1 | サッカー・2008年J2 | サッカー・2008年その他 | サッカー日本代表・2005年 | サッカー日本代表・2006年 | サッカー日本代表・2007年 | サッカー日本代表・2008年 | サッカー雑記・2005年 | サッカー雑記・2006年 | サッカー雑記・2007年 | ファンタジーサッカー | フジロックフェスティバル2005 | フジロックフェスティバル2007 | 大学サッカー・2005年 | 大学サッカー・2006年 | 大学サッカー・2007年 | 大学サッカー・2008年 | 川崎フロンターレ・2004年 | 川崎フロンターレ・2005年 | 川崎フロンターレ・2006年 | 川崎フロンターレ・2007年 | 横浜FC・2005年 | 横浜FC・2006年 | 横浜FC・2007年 | 横浜FC・2008年 | 高校&ユースサッカー・2004年 | 高校&ユースサッカー・2005年 | 高校&ユースサッカー・2006年 | 高校&ユースサッカー・2007年 | 高校&ユースサッカー・2008年 | 鹿島アントラーズ・2004年 | 鹿島アントラーズ・2005年 | 鹿島アントラーズ・2006年モブログ | 鹿島アントラーズ・2006年観戦記 | 鹿島アントラーズ・2006年試合展望 | 鹿島アントラーズ・2006年遠征記 | 鹿島アントラーズ・2006年雑記 | 鹿島アントラーズ・2007年モブログ | 鹿島アントラーズ・2007年観戦記 | 鹿島アントラーズ・2007年試合展望 | 鹿島アントラーズ・2007年雑記 | 鹿島アントラーズ・2008年観戦記 | 鹿島アントラーズ・2008年試合展望 | 鹿島アントラーズ・2008年雑記 | 鹿島アントラーズ・スタジアムグルメ