2007/01/27

2006年を振り返る-横浜FC編。

20070127012006年を振り返る、今日は横浜FC編。

2006年は、横浜FCの試合を沢山見に行きました(リーグ戦18試合、天皇杯1試合)。元々は鹿島の試合が無い日にどこか近隣のスタジアムで試合があれば見に行く、くらいのスタンスだったはずが、2005年の後半くらいから三ツ沢の雰囲気に吸い込まれるように、三ツ沢を優先というスタンスになって、それがW杯中断あたりからは鹿島の試合が無い日はまずは横浜FC優先で、というスタンスになって最後は・・・という感じでしょうか。さらに、試合の無い日には、鹿島の練習が午前練習(しかも9時スタート)ばかりになってしまって行きづらくなったというのもありますが、ふらっと横浜FCの練習を見に行くことも多々。チームを知れば知るほど応援したくなるの法則というのがあるのかわからないけど、私自身はそれにすっかりハマってしまったといっても過言ではないでしょう。

応援するクラブは1つだけという気持ちは常にありますし、たまにセカンドチームという表現をしている方も見かけますがそれは1番に応援している方に対して失礼だろうというのもあってあまり好きな表現ではなく、じゃあなんなんだ?ってことになるんですけど、好きなクラブとは別に地元のクラブを応援する気持ちというのが一番近いのかもしれません。カシマスタジアムでハーフタイムに他会場の経過がアナウンスされると水戸のところでざわざわっとなるのと同じ感じ?って何を言っても自己正当化だったり自己弁護になってしまうような気もするので、あまりぐだぐだ言うのはやめておきます。とにかく2006年は鹿島を応援しながらも、隙をみては横浜FCの応援もしていた、と。

2006年の横浜FCの試合を積極的に見に行きたくなった一番の理由は、そこには鹿島には無い(足りない)何か?があったから、だと思っています。鹿島をビッグクラブと称するのには抵抗があるのだけれども、横浜FCと比べたら資金も環境も豊かなのは間違いないので便宜的にそう表現しますが、横浜FCを知れば知るほど、ビッグクラブとは何もかもが違う中で戦っている姿に惹かれていきました。

例えば、練習見学に行くと、真夏の暑い中、駐車場の上にぽつんと作られた人工芝ピッチの上で練習していて、その横ではチームスタッフが人工芝の上に絶え間なく放水し少しでも人工芝の高温化を防ごうとしていて(コンクリの上に作られた人工芝ピッチは真夏になると物凄い熱を持つそうです)、見学者には見学スタンドなんてものはなくピッチを囲むネットに張り付いて見るのみで、当然オフィシャルショップもなければ軽食が食べられる鹿ガーデンのようなものもなく、練習が終わるころになると次の利用者たちがピッチの外で準備を始め時には場内アナウンスで撤収を求められ、練習が終わったら終わったでスタッフ用駐車場に車を止め切れなかった選手達は見学者が利用するのと同じ駐車場に止めた車に戻って帰路につき、と揚げていけばキリがないんですけれども。逆に、見学者とピッチの距離が近すぎるおかげで、監督が練習中にミスったときにはすかさず見学者からチャチャが入り、それに監督が笑顔で何らかのリアクションをするなんていうフレンドリーな面が見られたりもして。優勝を決めた前日の練習では、選手達の出口の回りにゴール裏のコア層が陣取り、選手一人一人に声を掛けタッチして時にはコールして激励するという場面にも遭遇したのですが、全てにおいて新鮮だなぁってのと、ビッグクラブが忘れてしまっている何かがそこにはあるなぁと。

試合では、これは2006年の記事に何度も書いたことなんだけれども、技術的だったりフィジカル面で相手よりも勝っているとは言い難い選手達が、勝利への強い気持ちを90分示し着実に結果を出していく姿に何度も感動させられたのでした。緑のチームの監督さんがよく「キモチだよ!」と言っていたけれども、それをちゃんと実現できていたのは隣のチームだったんじゃないかな?

私自身の嗜好で言うと、鹿島のテクニシャンたちが魅せる華麗な技だったりパス回しだったり変態プレーを見るのが大好きなんだけれども、その反面、泥臭さだったり勝利へのキモチがスタンドで見ている側にはなかなか伝わってこない部分に物足りなさを感じ(全ての試合がそうだったわけではないけど、2006年の鹿島はアウトゥオリが何度も指摘していたようにメンタル面での弱さが目立っていたと思っています)、その物足りない部分を横浜FCがこうやるんだと実演しているのが凄く興味深かったというか。決して自分の好きなサッカーをやっているわけではないんだけれども、チーム力で勝利をもぎ取るサッカーの面白さを教えてもらったといったほうがいいのかな?鹿島とは全く違うクラブだからこそ、どんどん気になる存在になっていったのでした。

横浜FCは、メディアで取り上げられるときには、かなりの確率でベテラン勢ばかりが注目されて、まるでベテランだけでサッカーをやっているかのような錯覚に囚われがちだったりするんだけれども、中心となったベテラン勢と共に若手が成長し活躍していたのも印象的でした。しかも、その若手もまたそれぞれがドラマを抱えているというのが、感動大好き日本人な私にはとっても魅力的で。両SBの小野智吉選手と中島崇典選手は共に一度湘南を首になり練習生として横浜FCで再スタートを切った過去があり、正GKの菅野孝憲選手はユースで活躍しながらトップに上がれなかった過去を持ち、一見数少ない生え抜き選手として横浜FCの中では優等生的存在に見える内田智也選手でさえも、高校時代に世代別代表に選ばれ選手権でも優秀選手に選ばれたにも関わらず、体の小ささもあってか「声を掛けてくれたのは横浜FCだけだった。」という屈辱を味わっていて、途中から控えの切り札として活躍した滝澤邦彦選手は、千葉を解雇されたあと浪人生活を強いられる中でやはり横浜FCの練習生として再起し、とあげていったらキリがないのだけれども、サッカーを続けられる喜びを知った選手たちが魅せるサッカーの魅力が溢れていたのが素晴らしいな、と。その裏では生え抜きの選手が戦力外通告を受けるというプロの厳しさも見ることになったんですが。

とまあ絶賛してしまいましたが、2005年まではJ2では全くと言ってよいほど結果を出せず低迷していたわけで、結果を出したからこそ美談としていろいろなドラマが溢れてきたわけで、結果が伴わなければ消えていくだけのプロの世界。その結果を出していく過程を見ることが出来た喜びに感謝したいです。

最近、サッカーにあまり興味がなかったり興味がないわけではないんだけれどもスタジアムに足を運ぶには至らない友達にサッカーの魅力を語るとき、鹿島のことよりも横浜FCのことを熱弁してしまう自分がいます。鹿島の場合遠方サポの面倒臭さや辛さによってハードルが高くなるってのもあるんだけど、これから好きになる可能性がある人には地元のチームを応援して欲しいなって部分もあり、何よりも熱弁しやすいというのがあり。

まだまだ書きたいことは多々あるんだけれども、無理矢理まとめると、2006年の横浜FCはとても楽しく頼もしい存在でした。今年は初めてのJ1。J2では上手くいったことがぜんぜんまかり通らなかったり、ごまかしが効かなくなって苦しい戦いになるとは思いますが、「残留」という目標を達成し、あわよくば上位進出という夢を達成できるよう、今年も頑張って欲しいなぁと思っています。鹿島と同じカテゴリーになってしまったけれども、今年も隙を見ては横浜FCの試合に足を運んで、その戦いっぷりをこの目で確認していきたいなと思っています。そして、何よりも鹿島との対戦を楽しみにしています。

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2006/12/18

1ヶ月ちょっとを振り返る、ラスト。

20061218012006年12月2日。
一生忘れることが出来ないだろう瞬間を三ツ沢で堪能してきました。この日のチケットは既に売り切れということで、どの席種も席種内で自由席、つまり指定席の存在しない横浜FCのホームゲームでは、早めに三ツ沢に行かないと希望する位置で観戦できないかも?ということで、開門の30分以上前に三ツ沢に行ったのですが、みたことがないような長蛇の列に驚き、並んでいると今度はスポニチの号外(昇格&優勝おめでとう号)を貰って、事の重大さを改めて知ったり。

ここでイヤミを言っても仕方がないことなんだけれども、物凄い列に並んで中に入っても意外と席には余裕があったんですよね。直前の等々力でも同じことを思ったんですが。鹿島の入場列の長さと席が埋まる比率を想定しているとびっくりするというか。いかに鹿島が過剰な席取りをしているかってことなんですけど。横浜FCにしても川崎にしても一切の席取りをしていないわけではなくて、それぞれ遅れてくる連れの分を確保したりはしているのだけれども、1人が2,3席取る程度だとこんなものなのかなぁと。で、鹿島って1人が10席くらい取ってるんじゃないのかしら?と。ナビスコ決勝でも入場口の処理速度にはそんなに差がないだろうに対岸の千葉側と鹿島側では席の埋まる速度が全然違ったのも同じことだと思うのだけれども。それだけ鹿島サポが団体観戦を好んでいると言われたらそれまでなんだけど、まあ「度」の程度が違いすぎるということなんでしょうか・・・。

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試合のほうは、今更内容を細かく書くにも覚えていない部分もあるんで、総括的に書くと横浜FCが横浜FCらしいサッカーで快勝した試合だったように思います。この日で引退する城が2点目のアシストを決めたときには、得点者のアレモンが可笑しな踊りをしているところに駆け寄っていったのがアウグストだけで、残りの選手がみんなベンチに飛び込んでいった城に駆け寄っていたのが微笑ましくもあり、ちょっとアレモンが可哀想にもなり。

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その後、高木監督がペットボトルを蹴っ飛ばして退場になるという場面もあったのですが、怒りながら首にかけていたマフラーをゴール裏に向けて掲げながら高木横浜!コールを背に退場していく高木監督がかっこよかったです。ペットボトルを蹴ったという行為自体は褒められたことでは決して無いのだけれども、試合後その理由を聞いてさらに泣けたり。3人目の交代選手として、この日ピッチに送り出した北村選手は、既に戦力外通告を受けていてこの日が横浜FCラストゲームで。彼にどうしても点を取らせたかったという監督の思いは、交代で送り出すときからスタンドにもひしひしと伝わってきたわけで。

2006121806そう、この日は12月頭ということもあり、戦力外通告を受けた選手もいたわけで。横浜FCは、この日までに6名の選手の非更改を発表していて、この日の三ツ沢は「世界一幸せなスタジアム」と表現されていたりもしたのだけれども、その影では悲しいお別れもあり。6名のうち2名、吉武選手と北村選手は横浜FCの数少ない生え抜き選手であり、7年目の吉武選手はチーム最長在籍者であり唯一のJFL時代からの残党、北村選手もその翌年J2に昇格した年に高卒で入団でチーム2番目の古株という横浜FCの象徴となりつつあった2人の選手の戦力外通告は、これがJ1昇格なのかと現実をつきつけられると共に、プロの世界の厳しさを改めて痛感させられる出来事だったのでした。私自身もこの2人の選手の一生懸命なプレイスタイルが気に入っていて、応援していたので2人の解雇はとても残念でショックな出来事だったわけですが。2人を筆頭に6人の選手が移籍先を見つけ新天地で活躍できることを期待してやみません。

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試合後に行われた表彰式及びセレモニーはとても感動的なものでした。泣きじゃくる北村選手の姿、涙で目を腫らす吉武選手の姿にはこちらも貰い泣き状態でしたが、スタンドに上がっての表彰式では全員笑顔で優勝プレートを掲げる城選手に群がり、そのうち他の選手も壇上に上り大騒ぎ。その後、社長、城選手の挨拶があり、記念撮影に。シャンパンファイトで盛り上がる選手達を見ていたら、私もビールかけやりてー!と思ってしまったわけですが。監督、城選手の胴上げのあとは、この日でチームを去る選手の胴上げもあり最後まで感動感動のセレモニーでした。

2006121808一通りのイベントが終わり、メインスタンドとバックスタンドのお客さんが引き上げ始めてしばらくたった頃、ゴール裏で9の人文字が浮かび上がりました。キックオフ時の風船、城選手のラストアシスト、試合終了時の紙テープの嵐、そしてセレモニーと感動シーン満載の1日だったのだけれども、一番感動したのがこの場面でした。喧騒の去った三ツ沢で沢山のお客さんが去り、ある意味いつも通りの人数がスタンドにいる状況で浮かび上がった9の文字、キング城彰二コールに城選手は幸せな引退をしたんだなぁと。

とまあ、カシマでの試合のことを忘れて三ツ沢での1日を堪能したのでした。カシマでは、野沢がハットトリックの大活躍だったようで。この2年間で私が見なかった公式戦3試合(昨年のアウェイ広島戦、アウェイ神戸戦、そしてこの日)全てで野沢選手がゴールをあげているという事実に軽く凹みつつ、最終節をしっかり勝ち点3で〆たことを嬉しく思いました。で、私自身、一旦リセットをしたということで、気持ち新たに次の天皇杯名古屋戦に挑むこととなりました。天皇杯の話は既に書いた通り。以上、長々と1ヶ月ちょっとを振り返ってみました。おしまい。

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2006/11/26

横浜FC優勝&昇格内定おめでとう!

2006112601横浜FCの選手、スタッフ、サポーターの皆様、J2優勝並びにJ1昇格内定おめでとうございます。等々力からの帰り道、武蔵小杉の路上で本日の結果を知ることとなりました。正直、今日等々力に行かずに鳥栖に行ってしまおうかと何度も悩んだんですが、結局、等々力で鹿島の試合を観戦しておりました。

今年1年間、鹿島の試合が無い日に横浜FCの試合があると、行ける限り足を運び(一度だけ日立台に浮気しましたが)、気がつけば18試合生観戦し、そのたびに強く逞しくなっていく横浜FCの姿にどんどん惚れ込んでいってしまったわけですが、来年は敵。三ツ沢で対戦できることを祈りつつ(鹿島は最近動員見込めないんで日産にしないでください。まじで!)、今日は自分のことのように喜ばせてください。

そして、城選手お疲れさまでした。私がここまでサッカー大好き(Jじゃなくて代表だけど)になったきっかけを作ったのは間違いなく城選手と昨年現役を引退した前園選手の影響が大きかったように思います。スペインから帰国後、J1で結果を出せずJ2の横浜FCに移籍したときには、どうなってしまうんだろう?と思ったりしたんだけれども、その横浜FCをJ1に上げて引退ってのがかっこよすぎて泣けてくると共に、本音を言うともう一度J1で戦って欲しいという気持ちもあり、だけど、試合後足の痛みで動けなくなっている姿も見ていたので、これ以上無理しろとも言えず、とっても複雑な心境なのですが、

「あんたは男だ!」

とだけ言わせてください。

2006112602一方、本日引退セレモニーを行った鬼木選手、今までお疲れさまでした。長橋選手と今野選手も。鬼木選手の泣いている姿を見て貰い泣きしてしまいました。そのセレモニーをじっと見守る本田選手と柳沢選手の姿もとても印象的でした。新入団選手が続々と発表される裏では引退する選手もどんどん出てきて、この季節はとても切なくなるわけですが、こればっかりはしょうがないんだろうなぁ。今月末には契約しない選手も発表されるわけで・・・。こうやってセレモニーをひらいてもらえるまで現役を全うできたということはとってもすばらしいことなんだと思いました。

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2006/10/28

強い気持ち。

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本日のJ2、2位3位決戦、自動昇格圏を争う対戦。沢山のお客さんが日立台の狭いスタンドに集結して、とてもよい雰囲気の中試合が行われました。写真には写ってないのですが、柏はホームゴール裏~バックスタンド~アウェイ側ゴール裏のバックスタンド寄り(柏応援席)で、黄色いボードを使ってマスゲーム。一方の横浜もチームカラーの風船で応戦。

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試合の感想は、大分行く直前でばたばたしているので(朝一出発なのにまだ準備何もしてない)帰ってきてからゆっくり書きます。が、大分に行く前にひとつだけ書いておきたいことだけ先に。

試合後の横浜FCの選手達のコメントをJ's GOALで見たのですが、今鹿島に足りないモノがそこに溢れていて、羨ましくなると共に悔しくすらなったのでした。

鄭容臺選手:「目の前の一戦に集中することを意識した。」
小野智吉選手:「ピッチ上に、諦めている選手は誰一人としていなかった。」
城彰二選手:「気持ちという部分では絶対に負けたくないという強いものがあった。」

実際、2点差をつけられてからの横浜FCの選手達の頑張りっぷりは素晴らしいものがありました。城が言っているのだけれども、去年の横浜FCだったら下を向いて追加点を奪われるところだったのが、今は追いつけるようになったのは気持ちの問題が大きいのでしょう。ベテランがチームを引っ張っているけれども、それと同調して若手たちもまた前を向ける横浜FCのメンタリティは素晴らしいと思います。逆に、柏にはベテランがいないのが厳しいのかもしれません。薩川がいれば・・・、洪明甫がいれば・・・と思っている柏サポーターも結構いるのではないでしょうか?そういう意味では、鹿島サポとしては、柏に親近感が沸いてしまったりもするんですが・・・。

で、鹿島。ナビスコカップ決勝よりもまず明日の大分戦で、こんなセリフが鹿島の選手から試合後に聞けることを期待します。

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日立柏サッカー場。

日立柏サッカー場。


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2006/10/19

チーム力が導く勝利。

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今日は、横浜熱闘倶楽部の市民招待対象デーだったこともあって、今年は閑散としていることの多いバックスタンドに結構多くのライト層と思われるお客さんを迎えての三ツ沢でのゲームとなりました。それでも去年と比べるとお客さんが少ないわけですが・・・。一見さんのハートをしっかりつかむことが出来たか?は、3点取ったあとの戦いっぷりを見てどう感じたか?にかかっているのかなとちょっと不安に思う部分もあるのですが、結果として3-0というスコアで勝利したことはよかったと考えてよいのかな。のっけから観客動員数を気にしてしまうのは、チェアマンの苦言という記事を読んだばかりだったというのが大きいのですが。インフラも財政も市民の興味もJ1の基準に足りていないと思われる横浜FCだからこそ、特定のクラブのサポーターという枠を超えて市民として応援したいなぁと思っているのでした。出来ることは限られていますけど。

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さて、試合のほうですが、控え組中心で臨んだ天皇杯をはさんで実に2週間半ぶりのリーグ戦ということで、どんな試合運びをするのか?が気になるところだったのですが、中断している間に益々チーム力を上げてきたなぁと感心しまくりのゲームとなりました。チームとして何をどうしたらよいかという意思が選手の間でしっかり通っていて、それを細かいミスをしながらも大体のところで90分間維持できているのが素晴らしいなと。極端な話、ミスまでも計算に入れて動いているのでは?と思ってしまうくらいハマっていたというか。

そして、チームが抱えている問題点の修正にも御殿場合宿でクリアしつつあるのかなと思わせたのが、今日のスタメンのフォーメーションで。2TOPが城ではなくKAZUとアレモンだったわけなんだけれども、実際のところKAZUは下がり目にいることが多く、アレモンの1TOPに近い布陣で、これが何を意味しているのかというえば、攻め込んだあとに左サイドで左サイドバックとアウグストの間に出来るスペースをしっかり埋めていて、隙を与えないという効果をもたらしていて、アウグストの裏を突けという戦術がまかり通らなくなっているのが素晴らしいなぁと。って実際はもっと流動的で2列目の選手がもっと絡んでくるんだけれども。

試合の入りは固くなっていたのか久しぶりで試合勘が戻っていなかったのかミスが目立ったものの、それぞれの選手がミスをすることで逆に立ち直って堅実さを増してくるのも見ていて頼もしかったです。その背景には、ベテラン選手の存在というのが大きいというのは試合後の高木監督のコメントからもわかるんですけれども。横浜FCというチームは、元代表組の存在が目立つためベテランの多いチームだと思われやすいと思うのだけれども、例えば今日のスタメンだと、元代表組であるKAZU、小村、山口を抜いた8人の平均年齢は24歳という比較的若い選手で構成されていて、そこに精神的支柱となる3人が入るという効果は想像以上のモノなのではないかと。

そんな中でチームでは中堅と呼ぶべき年齢になるだろうヨンデが効果的な動きを魅せて、中盤を引き締めていたように思います。試合前に、フッキのことは去年川崎で一緒にやっていたからわかるといったコメントを残していたヨンデですが、直接フッキにつくのではなく、フッキに出るボールつまりパスの出し手を見事に押さえていて、フッキの貰いたがるボールを遮断するという役目をしっかりこなせていたように思います。そして、全体が引き気味に守る中でボランチの位置から飛び出していってボールを奪うという動きもよかったなぁと。

3点を取ってからは4点目を取りに行くのではなく、3点を死守する体勢に入った横浜FCですが、そんな戦いっぷりに、単発の試合として見たらつまんないなぁと思えなくもなかったんだけれども、リーグ戦の順位争いという意味では、あまり大量得点を獲ることが無い横浜FCにとって3点という得失点差が後々持つ意味をしっかり考えての戦いだったんだろうなぁと感じ、それをチーム全体の意思として貫けるのが横浜FCの強さなんだろうなぁと思いました。色気を出して4点目は自分がと和を乱すような動きがあったら、逆襲にあって失点したかもしれないわけで。

って手放しで褒めまくってしまうのは、鹿島の不甲斐ない戦いっぷりを連戦見せ付けられている反動ってのも確実にあるので、言うほど素晴らしい戦いではなかったのかもしれないのだけれども、少なくても私の目には素晴らしい!と拍手しまくりなゲームだったのでした。

夢に蹴りをつける日が刻一刻と近づいてきている。そんな風に感じた三ツ沢の夜でした。

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2006/10/18

三ツ沢公園球技場。

三ツ沢公園球技場。

1ケ月ぶりの三ツ沢でのリーグ戦。沢山の横浜市民が集まっています。すばらしい戦いを!

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2006/10/11

揉まずに揉まれたEカップ。

カレンダー上では3連休だというのに、わざわざ金曜日に休みを取って博多に前ノリしたのは、金銭的な都合もあったのだけれども(連休はツアーが高い&日帰りだと格安ツアーが使えない。)、それ以上に翌日の天皇杯観戦のためだったというなんつーか、サッカーバカだなぁというお話なんですが。九州に残って鳥栖の試合を見るという選択肢もあったのですが、鳥栖スタじゃないってのが大きなマイナス要素だったわけで。

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そんな私が選択したのが、地元三ツ沢での試合。って鹿島の試合が無いときはかなりの確率で横浜FCを見に行っているわけで、セカンドチョイス当然状態だったりもするんですが、まあ。久しぶりの三ツ沢でのデイゲームは、とってもよいお天気で、そして久しぶりに行ったメインスタンドはとっても観戦しやすくて、三ツ沢大好きだなぁと再確認して、とってもよい気分だったのですが。試合結果は・・・。

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昇格争い真っ只中の横浜FCがどんなスタメンで天皇杯に臨んで来るか?はとっても興味があったわけですが、発表されたメンバーは想像を超えて控え組がずらりと並んでいたのでした。中でも、高卒ルーキー、そして横浜FC史上初の(世代別だけど)代表候補に選ばれている太田君の抜擢にはちょっと驚いたりもしつつ。まあでもこれまでの試合でもベンチ入りして、ほんのちょっとだけれども出場も果たしていたので、物凄い驚きではなかったんだけれども。この日のメンバーはスタメン組もそうだったんだけれども、それ以上にベンチが横浜FCレフティ祭状態で、それが妙に可笑しく感じてしまったのでした。数えてみたところ、スタメン組が4/11、ベンチ組が3/5、GKはあまり利き足は関係ないと考えると全体で、7/14とフィールドプレイヤーの半分がレフティ。それが結果に影響を与えたかといえば、あんま関係なかったんですけど・・・。あ、FKのとき誰が蹴るのか?がわかりづらいはずだったのに、アウグストが蹴る気満々すぎてバレバレだったのがもったいないなぁとは思いました。練習で見る限り、坂井君がかなりいい球を蹴る印象があったので、実践でもたっぷり見たかったところなのですが。

試合については、特筆することは特になかったです(きっぱり)。このチャンスを生かしてスタメンを奪取するぞっていう意気込みがピッチから感じることが出来なかったのがとても残念でした。後半、最後のほうになると声も出なければ足も動かなくなってきていて、スタンドからの野次ばかりがスタジアムに響いていて、そんなときに隙をつかれて失点というプロとして最悪な負け方をしてしまいましたし。今年、横浜FCの試合を見ていて、面白い!と思うのが、上手さや戦術とかよりもピッチ上の選手達の気迫だったり意地の部分だったわけなんだけれども、控え組中心になると随分変わってしまうなぁというか。って今年数度控え組の練習試合を見学したときも、おとなしすぎるなぁという印象を受けていたので、印象そのままだったともいえるのだけれども。

余談ですが、キックオフ前に後ろを振り返ったら、この日出場しない横浜FCの選手達がいたんですけれども、選手入場前にゴール裏主導で手拍子をするのが横浜FCの慣例なんですが、小野智吉が嬉しそうに一緒に手を叩いている姿がとても印象的でした。一度やってみたかったのかなぁ?

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一方のバンディオンセ神戸は、地域リーグのチームといいつつ、スタメンには知った名前もあって、一度はプロの道を閉ざされた選手たちが再起を狙っているクラブのような印象を受けました。久しぶりに和多田のロングスローを見たときには、「懐かしい~」と思ってしまったりもしつつ、去年は室井とチームメイトだったんだっけ?なんてことも思い出したり。高校選手権で活躍しフロンターレ入りしたものの出番に恵まれないまま戦力外となった神崎の姿に嬉しくなったり。横浜FCサポの方にとっては、石田雅人の姿には感動するものがあったでしょうし、試合終了後、三ツ沢で鳴り響いた石田コールにはちょっとウルっときそうになったり。で、そんな選手達の意地がそこにはあったように思いました。絶対に負けたくない、勝ちたいそんな気持ち。それが終了間際のゴールに繋がったんだと思うし、横浜FCにゴールを割らせなかったんだろうなぁと。

って、要するに。立場とシチュエーションは違えど、土日連続でなんか似てない?という雰囲気のまま、負け試合を見せられてしまった私は、福岡でのことを忘れようと三ツ沢にいったはずがますます忘れられなくなってしまったという散々な連休となったのでした。ラモスの考えに同意するわけでは決してないんだけど(ここ重要)、でもやっぱり気持ちって大事なんだよなぁと思わずにはいられなかった連休でした。

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2006/10/08

三ツ沢公園球技場。

三ツ沢公園球技場。

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2006/09/28

ナカジ×ナカシ。

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今日は、会社を定時ダッシュで抜けて国立競技場へ。横浜FC×ベガルタ仙台戦を観戦してきました。ナカシが仙台にレンタル移籍したこともあって、今年は仙台の試合も見たいなぁと思っていながら、やっと9月の下旬に実現。その試合でスタメンという運のよい巡り会わせでの観戦となりました。仙台ではユウキと呼ばれているようですが、やっぱり自分的にはナカシなので以下もずっとナカシで。対する横浜FCは、前節草津に完敗し、上位陣から離されない為にもそして追い越すためにも絶対に連敗は避けなくてはならないゲーム、そして4位の仙台を突き放してまずは入替戦圏内を安泰にしたいゲームということで、試合前の練習の時点で選手達からかなりの気合を感じた試合となりました。

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結果は横浜FCの完勝と言ってよいでしょう。できれば完封勝ちを見たかったのですが、仙台の唯一のゴールを決めたのがナカシだったので、鹿島サポ的にはちょっと美味しい試合となりました。まずそのナカシのゴールですが、鹿島のサテライトの試合で見た記憶のあるナカシらしいゴールでした。ゴール前にタイミングよく飛び込んでのゴール。よかったです。

2006092705横浜FCは、前節出場停止だった中島(って紛らわしいから以下ナカジ)が復活。そして、出場停止のアレモンに変わってKAZUがスタメンに。前節の草津戦での反省を生かしてか、前半開始早々から引き過ぎずにボールを回しながらも前に行くサッカーが出来ていたように思います。そして、いい時間帯での先制。一気にチームが波に乗っていました。そんな中でナカジと吉野が若干浮き足立っているようにも見えたのですが、これも前半の間だけで後半は落ち着いてきているように思いました。特にナカジは仙台の攻撃の要となる大柴とロペスを小村と共にしっかり抑えることが出来ていたのではないでしょうか(タイトルにナカジ×ナカシと書いたのは書きたかっただけです・・・。この2人がまともにマッチアップしてたのは数度だけでした。ナカジの完勝でしたが。)。たまにクリアが低いライナーになってしまって相手のプレゼントパスになってしまったのと、出すパスのコースがギリギリすぎてヒヤッとさせられた以外は復帰してまだ間もないことを考えると上々の出来だったように思います。吉野はよく言えば周りをしっかり見ているのだけれども、悪く言うとそのせいで動きがワンテンポ遅れるのがちと気にはなったかなぁ。もうちょっと思い切って飛び出してボールをカットしてもいいんじゃないかなと思いながらみていました。が、攻撃面では積極的にシュートを打つなどよくやっていたのではないかと思います。

9月に入ってから見た横浜FC戦で内田の低調っぷりが気になっていたのですが、復調の兆しが見えてきたこともこの試合の収穫だったのではないでしょうか?といっても、まだまだフィニッシュのところで迷わずパスを選択してしまっているあたりに復活しきれていない部分が見え隠れしているのですが、上向きになってきているのならばよい傾向なのではないでしょうか。正直、草津戦の出来だと今日スタメンを外されてもしょうがないくらいに思っていたので。

先制点を取った城もそのアシストをした小野智吉も2点目を取った滝澤も山口もヨンデもよくやっていたと思います。が、この日なんといっても目立っていたのがKING KAZU、そして特別強化選手に指定されたばかりの難波。難波のゴールには驚くと共に、横浜FCはまたしても強い味方を手に入れたなと感心しました。

といいつつ、もし横浜FCの選手のうち1人だけ鹿島に移籍させてよいと言われたら(って失礼極まりないたとえ話で恐縮なんですけど)、もし篤人が今年鹿島に入団していなければという前提付で、小野智吉だなぁなんてことを考えたりもしていました。褒めすぎといわれることは百も承知なんですけど、日本代表の不動の右SB加地さんに劣らないモノを持っている上に、マルチにポジションをこなせるところが魅力的だなぁと。(追記:オシムが見に来てたそうですが、小野智吉に目をつけたりは、してないか・・・。)

って話がそれました。一方の仙台はというと、ブラジル人選手が揃っている仙台を知らない=これまでの仙台を知らないので、1試合みただけで判断はできないんだけれども、今日の試合を見る限り、審判の癖を見抜くのに時間がかかりすぎていてもったいないなぁというのと対人の守備で怪我を引き起こしやすい危ないプレイをするなぁというのが気になりました。今日の主審は相手を押さえたりユニフォームを引っ張ったりすることに対してしょっぱなからかなりシビアに見ていたのだけれども、それを繰り返してはファウルを取られているのはいかがなものかと。横浜FCのベテラン選手たちはファウルを貰うのが上手いのでその相乗効果もあって自分たちからリズムを崩してしまっていたように思いました。危ないなぁと思ったのが、相手を交わせないで体ごと乗っかってしまったり、体がぶつかるときに真っ向からぶつかってしまったりってあたりなのですが。相手選手を怪我させるのはもちろんよくないのだけれども、自分たちも怪我をしやすくなるわけで。組織としての守備ではなくて、個としての守備が気になる選手が数名いました。

とはいえ、横浜FCが最後までよかったかというとそうではなくて、最後、捨て身の攻撃に出てきた仙台に対して、前半は強気にラインを下げすぎずに前に出れていたのが、足が止まってきたこともあってかずるずると受身になってしまっていたあたりが今後の課題なんだろうなぁと思います。

3位4位対決で3位が勝ったことで、仙台の昇格圏内入りがかなり厳しくなったと共に、1位2位が揃って勝ったこともあって自動昇格圏争いがますます激しくなってきたJ2でした。生観戦できる試合は限られているけれども、毎節試合結果から目が離せそうに無い展開にワクワクしています。

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